インタビュー
▼ 国会議員って、日々、何をしているのか?
朝の8時から夜までびっくりするほど幾つもの会議に出て、その合間に来客に会い、山のように届けられる書類の束を読み、忙しくしています。
法律にもとづいて裁判をするのが裁判所。
国会は法律をつくるところです。
それと、国連の条約を承認するかしないか審議したり、税金の使い途、予算や決算の審議をするところです。
▼ そこでロビイストは何をする人なのか?
世の中には個人の力では解決できない問題があります。 解決するためには法制度を変えたり、今までにはない新しい法制度を作らなければ、解決できない問題があります。
逆に、法制度を変えたり今までにはない新しい法制度を作ることによって問題が発生することもあります。
その法律をつくるところが国会です。
ロビイストは、その国会の仕事に注文をつけていきます。
秘書さんを通じてアポをとり議員事務所で会って対話をしたり手紙を渡すこともありますが、 国会での議論を聞いていて終わった後に国会議事堂から出てこられた議員にロビーで声をかけて、議員事務所がある議員会館のロビーまで歩きながら、対話をしたり、手紙を渡して読んでもらったりします。ロビイストの語源は、そこにあります。
「こういう質問を大臣にぶつけて、こういう議論をしてほしい。」という提案を議員が質問する原稿に盛り込んでもらうスタイルでロビー活動をすることもありますし、署名用紙を作って世の中に広げその主張に賛同し署名を国会に提出してくれる議員を探すスタイルでロビー活動をすることもあれば、いろいろです。
報道記者は議員のやっていることを取材して<伝える>のが仕事で、政治評論家は議員のやっていることを<評論>するのが仕事ですが、ロビイストは議員の仕事に<提案>し介入していくのが仕事です。
たとえば、ある問題に対して、議員たちのなかに意見が違うグループ「A」「B」「C」ができてしまったとします。そこでロビイストは、意見がひとつにまとまるように、ABCの間で歩み寄れるアイデアを考え、仲人役をすることもあります。 そして予算案や法案の審議に間接的に参加します。
中学校の社会科の『公民』の教科書で習った<三権分立>ってあったでしょう?
【行政】【立法】【司法】この3つです。
ロビー活動は、その【行政府(つまり、なんとか省とか)】と【立法府(つまり、国会)】に働きかけることです。
私はジャーナリストのように<伝える人>でなく<解決する人>でありたいんです。
▼ メディアについてはどう思っているの?
市役所や県庁や国家行政組織の建物の一室を法的根拠もなく家賃も払わず競売妨害のヤクザ的に占有している状態の記者クラブには立ち退きを要求すべき、という認識がフリージャーナリストたちにも欠落しているのではないでしょうか?
各省庁のサイトには、新聞記事やテレビのニュースのように編集されていないそのままの状態の大臣などの記者会見が掲載されています。
衆議院や参議院のサイトにはインターネット審議中継があって、リアルタイムに平日昼間に見ることができなくても、ビデオで見ることもできるようになっています。国会図書館のサイトでは様々な委員会や本会議の会議録を読むこともできます。
▼ 国会議員や秘書になろうとしないのは何故?
わたし・たちの願いが議員や秘書にならなければ政策に反映されないのだとしたら主権在民とは具体的にどのような状態を指すのでしょうか?議会制民主主義とは政党が用意した政策集を選び選挙で投票した後は議員に<信託>するだけの状態を指すのでしょうか?わたし・たちの願いがもし議員や秘書にならなければ政策に反映されないのだとしたら、実は主権者として議会に参画することは不可能だ、ということではないでしょうか?
「こういう質問を大臣にぶつけて、こういう議論をしてほしい。」という提案を、議員が質問する原稿に盛り込んでもらうロビー活動をしていたら、その提案を採用することを恥ずかしいことだと勘違いした議員や秘書がおられました。主権者の提供する情報や意見に耳を傾けて代弁することが、どうして恥ずかしいことなのでしょう?先生と呼ぶ慣習がありますが、議員は先生ではなく主権者の良き生徒であるべきです。
▼ ロビイストは他にもいるの?
元・防衛省の事務次官でゴルフ接待だの汚職事件でつかまった守屋さんとつるんでいた秋山さんという人、この人も脱税事件でつかまりましたが、この秋山さんという人は、平和のために活動する私とは正反対でミサイルとか軍需産業の利権を売り込むロビイストでした。
たまにロビー活動をするNGOの活動家は多数います。例えば、環境や人権や平和や教育や福祉などの分野で活動している人たちです。
情報公開法やNPO法や被災者生活再建支援法という法律ができたのはNGOの活動家が国会でロビー活動をしたおかげです。
クラスター爆弾の禁止条約もNGOの活動家が国会や国際会議でロビー活動をして、特に公明党の議員たちが福田総理の背中を押したおかげです。
▼ 関組長が究極的に目指していることは?
選挙に行って投票して終わりではなくて税金の使い途は納税者が主体的に決めようとすること、政府や国会議員の仕事に注文をつけようとする人を増やしてネットワークする、つながっていくことです。
右の ★社会変革運動の4つの結集軸 を読んでください。
あなたといっしょに具現化していきたいと願っています。
関組

