社会変革運動の4つの結集軸

  1. 選挙区
  2. 流域
  3. 省庁
  4. 納税者

草の根の市民運動が駄目なのではない。 
草の根の市民運動の旗振り役たちに戦略が欠けていることが駄目であるに過ぎない。 
社会変革運動の結集軸には地理的な捉え方が重要だ。 

● 選挙区


原子力発電所や核燃料サイクル施設を存在させているのも国の予算と法律であれば、地方自治体の権限を規定しているのも国の予算と法律だし、アフガニスタンやイラクに自衛隊を派遣したのも国の予算と法律だし、その国の予算と法律を決めているのは国会である。 
これまでに幾度も悪法を成立させる強行採決に涙を流してきたが、採決どころか、国会に法案が提出された時には、もうほとんど手遅れだ。 

国会議員は722人。参議院議員242人のうち比例代表で96人と都道府県を単位とする選挙区で146人が選ばれる。衆議院議員480人のうち180人が比例ブロックで300人が小選挙区から選ばれる。この選挙区の有権者と議員を意識した草の根の市民運動こそが永田町のオセロゲームを決する。 

国会議員の選挙に影響力を持てる草の根の市民運動を組織するべきなのだ。

 

● 流域

▼ 川の<流域界> 

年金や保険などの社会保障や市町村や県などを超える公共事業の広域行政も、そもそも通貨も、日本列島という全国レベルでは生活互助会としての実感は得にくい。 
地方自治の適正な地理的範囲は、生態系の持続可能な社会づくりを考えると、いのちを育む 
川の<流域界>であろう。 
この流域住民であるという自己同一性と郷土愛が育まれなかったからこそ、例えばダム問題を抱えた群馬県吾妻郡の八ツ場は孤立し、流域住民の関心を得て政治課題にできるまでに歳月を要したのではなかったか?そして利根川に自己同一性と郷土愛を持つ流域住民は、まだそう多くはないだろう。 


結集軸のピンボケしたアースデーに多大な【ヒト】+【モノ】+【カネ】+【情報】が投入される状況が残念でならない。 
わたし・たちに、そんな余裕は無いからだ。 


かつては長良川や吉野川の脱ダム運動が河川敷で音楽や座談会や出店やキャンプなどを盛り込んだ大きなイベントをやっていた。 
川の流域界を結集軸とした草の根の市民運動の具体的な事例が、そこにある。 

 

▼ アースデイ○○川

あなたの身体の60%は水です。
あなたのいのちを育む水はどこから来るのでしょうか?

首都圏で使われる水の水源は利根川・荒川・多摩川で、その多くは利根川です。 

http://www.ktr.mlit.go.jp/tonedamu/tonegawa/index.html
利根川とダムから水の供給を受けている地域 
国土交通省/関東地方整備局/利根川ダム統合管理事務所

この上流と中流と下流に暮らす人々が交流するネットワークを創り、<流域>を地域社会の単位としたエコロジカルに持続可能な社会変革を構想する「アースデイ利根川」を共に企画運営する仲間を求めています。 音楽やダンスや座談会や出店などいろんな企画を盛り込んだ環境イベントをいっしょに立ち上げませんか?

 

● 省庁